tulip在宅ケアが目指すもの

Update: 28 Jan. 2005, Thanks!
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...こんな話を、私は、ある貿易商から聞きました。

「私が若い頃、初めて香港に渡って仕事をしたときのことです。
 外国から来た若者の私に、仕事を教えてくれたのは、香港のお年寄り達でした。
 仕事の後、毎晩のように、お年寄り達は私にご飯をご馳走してくれました。

 夜中の1時2時過ぎても、香港の摩天楼の下の屋台のような所で、お年寄り達が飲んで食べて話しているんです。
 とにかく、お年寄り達が活き活きとして、元気だったんです...」

 十数年前の香港での光景、でした。

people on china town

bouquet

「あなたの居場所で、あなたらしく。」

 あなたらしく、あなたの居場所で、生きること。
 あなたらしく、あなたの居場所で、暮らすこと。
 あなたらしく、あなたの居場所で、死に行くこと。

 言葉にするのは簡単ですが、本当に簡単にそれが、今の日本の世の中で、できるでしょうか?

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 数十年前まで、「家で生まれ、家で養生し、家で死ぬ」ことは、この日本でも当たり前のことでした。
 医師も看護職(看護師(看護婦)、助産師(助産婦)、保健師(保健婦))も、いのちを護る者は、当たり前にそれぞれの家に赴いていました。

 しかし、いつのまにか、誰もが「大病院」を志向するようになりました。

 医師も、看護師も、「お宅に伺う」という必要も求めも無くなり、そのようなことを、しなくなりました。

 そして、「家で生まれ」「家で養生し」「家で死ぬ」という、当たり前の営み、自然な文化は、この日本から忘れ去られようとしていました。

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 今や、日本人の9割は、病院で死にます。
 しかし、「死に場所を選ぶなら」という問いに答えた人の9割は、「家で死にたい」と答えているのです。

 そして、4人、3人に一人が65歳以上という超高齢化社会。
 もはや、無病息災の時代は終わり、「多少の基礎疾患を持ちながらも、できるだけ健やかに大きな健康トラブル無く過ごす」という「一病息災」の時代になりました。

 一つ二つの病気がある、少しばかりの体の不自由がある、というだけの理由で、例えば、70歳から80歳までの10年間もの長い時間を、病院や施設で過ごし死ぬことが、できますか?
 現代の医学、科学では治療できない病を持ったとき、ただいたずらに、余生を病院で過ごすことが、できますか?

 病気だからいつまでも入院、それが幸せと言えるでしょうか?
 歳を取り動けなくなったから老人ホームに入る、それが豊かだと言えるでしょうか?

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 寿命が延びた今、「若いうちに豊かさを享受する<太く短く>」から、「歳を取っても小さな幸せをいつまでも<細く長く>」へ。
「豊かさ」のカタチも、変わって行くのではないでしょうか。

「病気や体の不自由と上手に付き合いながら、住み慣れた家で家族と暮らす」。
 そんな「豊かさ、幸せ」も、あるのではないでしょうか。

 少なくとも、私たちクオーレ・ライフライン/クオーレACCT社は、
「あなたらしく、あなたの居場所で、生き、療養し、そして死ぬ、あなたらしさを<み>護るために」
 そのための手段こそ、「在宅ケア」・・・在宅医療、在宅看護、訪問看護、訪問介護だと考えています。

「飛んでいきます、あなたのそばへ」
医療とケアが、必要とされる時と場所すべてに届く時代は、これからです。

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